第15回 十勝広域森林組合 通常総代会を開催いたしました。
令和5年5月30日、豊頃町える夢館において、令和5年度 第15回 通常総代会を開催致しました。今年度は新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが5類に引き下げられましたが、感染防止の観点から書面議決権推奨での開催となり、第1号議案~第9号議案まで可決決定致しました。
冒頭の広瀬組合長の挨拶では、「令和2年のコロナ禍からの世界経済低迷や、資源・資材不足による物価高騰など厳しい状況が続く中、過去最高の事業実績を残せたのも、組合員各位、各関係機関や協力事業体・取引先企業の皆様のご理解、ご協力と考えており感謝申し上げます。また、池田第二製材工場の建設も令和4年度末に完成する予定でしたが、世界状況の変化による資源不足や各資材納入の遅延など、年度内での完成が難しい状況となりました。しかしながら、7月からの操業に向け準備を進めており、6月14日には修祓式・竣工式を挙行させていただく予定となっております。令和5年度の事業計画においては、昨年の下半期からの電気料金の値上げなど各種資材・物価の高騰や、住宅着工件数の落ち込みによる製材品や合板用丸太の需給調整など加工部門において大変厳しい状況が続いています。しかしながら、我々森林組合に課せられた役割は国土保全、水源涵養、二酸化炭素削減など、環境問題や公共的な役割が多岐にわたっており、森林の持つ社会的な多面性を重視しながら、循環型の森林・林業を目指し事業運営に邁進する所存です。」と述べられました。
また、令和4年度の事業実績につきましては、事業総収益28億6千万円、経常利益2億5千万円となり、増益増収となりました。これも組合員をはじめとする皆様のご協力の賜物と感謝いたします。